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何気なく撮ったら抽象絵画っぽい画面構成に・・オレンジ色のデイジーがアクセント。わたしたちのことも撮って行って下さいな、と云う嬌声が微かに聴こえた気がして・・繊細なガラス工芸のような噴水と桜の実験的コラボ。夙川公民館の裏手、片鉾池にて。...

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地上に降りた月のような街灯が夙川の桜を煌々と照らす。精緻に彫琢された宝石のような花弁のひとひらひとひら。花弁を包む夜の闇は宝石箱の内側に張られた羅紗のよう。改札口を出て満開の桜が迎えてくれた瞬間、心までもが桜色に染まった。駅舎の壁面に触れなんばかりに伸びた枝々の先までみっしり咲いている。...

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阪神間はこの数日、二十度前後の気温が続いていた。そこかしこで桜の蕾が綻び始めている。蕾の中に居て笑いを堪え切れなくなったかのように。しかし、明日は春の嵐が吹くとの予報。この子たちは目覚めて早々、冷たい雨を体験しそう。どうか明日一日だけでも耐えておくれ・・「石屋川公園(神戸市東灘区)」にて...

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天上なるものを希求し、究理する心を象徴するかのような尖塔。傍には自由や逸楽や放縦を体現するかのようなひとひらの雲塊。われわれのうちに並存し、ときに一方が他方を凌駕する二要素。そして、何れにも執われず在るがままを包容する果てなき大空。なにかに同一化する心を放下するや否や、わたしは全てとなる。全てとなった者は大空の如く、一切を分け隔てなしに懐に抱く。ここにこそ無窮の平安あり・・全てである「それ」よりの...