食い道楽

マッサマンカレー

配膳されるなりココナッツミルクの香りが鼻腔を突き、タイの暑苦しい市場の光景が脳裏を過ぎる。
マッサマンカレー
馬鈴薯は一欠片のみ、鶏腿肉のほうは市場の喧しい売り子たちのように辟易するほど転がっている。
マッサマンカレー
スパイスが線香花火のように口中に火花を散らすや否や、ココナッツミルクの濁流に押し流された。
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