03, 2021 食い道楽 WINTER BLUE コバルトを帯びた海の色も、そこに映ずる船の陰翳の深さも、ありありと冬の到来を告げている。もはや永えに船出は無いのでは、と想わせる程に動感の極小化した風景を遠い昔から愛してきた。ひとしきり構内を巡ると行き着けのベーカリーに自ずと脚が向いた。マリーナを望むテラス席へ。ここへ来る度にチョイスする粗挽きフランク。植え込みに潜む雀たちの囀りに聴き入りつつ咀嚼。 スポンサーサイト